行動する:成果発表会

 1月16日(日曜日)大宮ソニックシティ会議室にて、共助SDGsコバトン記者団第5回⽬の活動として成果発表会を開催しました。

これまでの学習活動や取材活動で学んだことや考えたこと、調べたことをまとめて一人ずつ発表を行いました。パワーポイントのアニメーションを駆使したプレゼンテーションやカレンダーの裏紙を再利用した形式など、創意工夫あふれる思い思いの自由なスタイルでの発表でした。

 発表の内容を一部抜粋してご紹介します。

活動全体を通して、未来をよりよくするために、様々な人が関わり努力していることが分かった。イトーヨーカドーでの取材では、ごみや余った食品を不要にするのではなく、また活用ができるようにすることで、無駄にならない上に、交流も広がり一石二鳥だと思った。改善しなくてはならないことは、一人一人が協力することが大切なのだとよく分かった。

中学1年生 Iさん

今の社会を改善しSDGs達成に近づくためには、一人一人が環境問題や貧困問題などが身近であるという意識を高めて生活することや、地域活動やボランティアで協力することが必要だと学びました。身近なところや地域などでもSDGsに対する取り組みが行われていることを知りました。

中学1年生 Kさん

スーパーなど身近なところでSDGsの取り組みをされていることを知り、他人事でいるのではなく自分で行動することが必要ということを学びました。小さなことでも貢献でき、それが積み重なれば大きな力になります。これからは3Rのみならず”Refuse”と”Repair”を加えた5Rに取り組んでいきたいです。

高校1年生 Uさん

 発表後の質問も活発に行われ、発表内容の良かった点を伝え合うなど、お互いを認め合う姿勢がとても素晴らしく、印象的でした。

 活動終了後のアンケートには、参加者それぞれの気づきや想いがたくさん書かれていました。寄せられたコメントの中から⼀部抜粋してご紹介します。

みんなの発表を聞き、⼩さなことをするだけで、少しでも世界の役に⽴てると思った。

小学6年生 Uさん

今までSDGsについてあまり考えたことがなかったことについて、⾃分も考えて、みんなの意⾒も聞いて、また違う視点から考えてみて、楽しかったです。

中学1年生 Sさん

 また、これまでの共助SDGsコバトン記者団の活動についての感想もご紹介します。

自分だったら、取材など行けてなかったから参加できてよかったです。いろいろな人が私たちのために教えてくれたのでそれを行動に活かしたいです。

小学6年生 Sさん

一つのことにつなげている「SDGs」だと思った。年齢や学校が違う人たちでも、別の意見を聞くことができてよかった。

小学6年生 Oさん

私の行動宣言 ~自分たちにできることはなんだろう~

 活動のまとめとして、これまでの活動で学んだことを踏まえ、SDGs達成のために2030年に向けて取り組んでいきたいことを「行動宣言」としてボードに書き出しました。
 「リサイクルできるものはリサイクルする」「使えなくなったものでもすぐゴミに出さず再利用する」「無駄に電気や水を使わないように気を付ける」「魚や動物に優しくします」「差別・偏見をなくしたい」など、幅広い内容の行動宣言がありました。

 令和3年度の共助SDGsコバトン記者団の活動は、今回で終了になります。
共助SDGsコバトン記者団の皆さん、一年間ありがとうございました。
 共助SDGsコバトン記者団での学びを⽣かし、それぞれの地域で共助SDGsの重要性や地域活動の魅力を広めていきましょう︕